種よ芽を出せ

夫に80万円を返済するためにあれこれするブログです。

骨折しました

ブログをまた書こうと思った矢先、右手親指を骨折してしまいました。親指から肘の近くまでギプス固定しています。一人暮らしですか、なんとかやっています。

ルンバとブラーバ

掃除はこの2台にまかせて、細かいところは目をつぶる事にしました。洗濯は洗濯機がやってくれますが、干すのはテーブルの上でピンチをなんとかとめています。縦型の洗濯機で乾燥機能つきなのでタオル類は乾燥させています。次はドラム式にするかもしれません。初期のドラム式を購入してあまり良くなかったのですが、最近はずいぶん進化しているようです。

食洗機

最近購入したのですが、本当に今回助かりました。
水栓の交換を自分でして設置しました。自分で設置出来るとは思わなかったのですが、You Tubeを参考にしてやってみました。設置費用の見積もりは1.5〜2万円位でした。

ホットクック

既に1年半くらい使っています。キャベツを左手でなんとか4分の1にして、ベーコンとコンソメと一緒に鍋に入れてスイッチを入れただけで美味しく出来ました。茹で卵も方手でむいて食べられるのでまとめてホットクックで作りました。今日は筑前煮を作ってくれています。

電子レンジ

5年以上電子レンジの無い生活をしていました。無くても困ることはほとんどありませんでした。既に巣立っている息子は自炊しています。最近電子レンジを購入して、昔より進化しているというので私も購入しました。今回、本当に助かっています。

スマホから左手でなんとか入力しました。

GoProの楽しさ

GoProを買いました

昨年GoPro HERO9 BLACKが発売されてすぐに、公式サイトから購入しました。購入についてはYouTubeなどで、日本の正規代理店から買うか公式サイトから買うかについて、いくつかの動画を見て決めました。サブスクリプション付きでアクセサリーなども同時購入しました。日本の正規代理店から購入するよりは安く購入できましたが、公式サイトの購入ページの日本語はおかしな表記もあって少し不安でした。またシンガポールからの発送でしたので受け取るまでの日数も気になりましたが、わずか5日で届きました。

 

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GoPro HERO9 BLACK

単に興味があっただけ

GoProはご存知の通りアクションカメラと言われているものです。私の印象としては若い人がスノボ、サーフィン、バイクなどの動きのあるカッコいい映像を撮るカメラと言ったものでした。私の生活とは合わないような気もします。でも、興味があったのです。GoProの事を調べていくと、散歩や旅行などの動画を撮ってYouTubeにアップしている人もいました。私の時代だと、子供が生まれた時に8mmビデオを買う人も多かったのではないでしょうか。私はソニーのハンディカムという8mmビデオを購入して、子供の日常や運動会、学習発表会などの映像を撮っていました。今の親御さんは、きっとスマホで動画を撮っているのでしょうね。このビデオカメラは30年経っても壊れずにいますが、さすがに重くてもう持てません。数年前にこのカメラを使って、全ての8mmビデオをデジタル化しました。今はそのデータはハードディスクの中に入れてあります。ネガ時代の写真も全て自分でデジタル化して、これはクラウドとハードディスクの両方に保存してあります。動画もクラウドにアップしたいのですが、時間がかかるので躊躇しています。8mmビデオカメラはデジタルビデオカメラになり、昔に比べればだいぶ安く購入できたのでデジタルビデオカメラも持っていました。これは自分ではあまり使うことなく、妹や娘に貸したりする方が多かったです。そして、ある時デジタルカメラがビデオに近づいていることに気が付きました。スマホのカメラ性能がこんなにも良くなる前は、動画撮影にデジタルカメラを使っていた時期もありました。

 

進化がすごい

今まで動画や写真をどんな機材で撮ってきたかを書きました。この10年のスマホの進化もカメラの進化もすごいものだと思います。映像編集などが趣味でもない限り、普段のことはスマホひとつで事足りると思います。どちらかと言うと私はスマホ中毒だと思うくらいです。昨年特別定額給付金が支給されましたが、その給付金でスマホの買い替えと、GoProの購入をしました。給付金は家賃、食費という切実な方々には申し訳ないです。給付金がなければ購入しなかったと思うので、ほんの少し経済を回したのかな。海外からの購入だから、まったく関係無いかもしれません。

 

GoProを使ってみて

まだまだ使いこなせていません。でも、楽しいです。まず一番良かったことは、新しい事を知るきっかけになっているということです。私はWindowsのパソコンを使っています。Windows10にあるフォトという機能など、今まで全く使ったこともありませんでした。フォトの機能は数本の編集をしたら物足りなくなりました。そこで、編集ソフトを入れようと思いました。ところが、編集をするには私のパソコンはスペックが足りないということが分かりました。そこで今はパソコンのスペックについて大いに関心があります。CPUの世代とかグラフィックボードの型番などについて考えるようになるとは、思ってもいませんでした。今のパソコンを買った時はCORE i3で十分だと思っていました。現にブログを書いたり閲覧したり、Zoomでのオンラインレッスンなどにはまったく問題なく使えています。

更に利点だと思うことをいくつか挙げてみたいと思います。まず、スポーツなどの激しいシーンにも対応するくらいのカメラなので、丈夫だということです。右手親指がばね指になって以来、物を落とすことが増えました。先のスマホの買い替えですが、主な原因は落下による不具合です。ちゃんと掴んだつもりがそうではなく、落としたのです。音量ボタンが壊れました。その点GoProはサーフィンしながらの撮影時に落としても浮きになるグリップを売っている位です。このフローティングハンドグリップは軽いグリップなので、水辺のスポーツや釣りなどはしませんが私も購入しました。もう一つ良いと思う点は、カメラを覗きながら撮影しなくても良い点です。注意力が落ちている世代にはありがたいことです。もちろん前面にも背面にもモニターは付いています。スマホと連携させればスマホをモニター代わりにすることもできます。でも広角な撮影が可能なので、自分の目線位に持っていればモニターを確認しなくても歩きながらでも危なくなく撮影ができます。昔はNHK世界ふれあい街歩きの映像にビックリしましたが、今や自分でも簡単に街歩きの動画が撮れます。しかも重量のある機材を担ぐわけでもなく手のひらに乗る小さなカメラで可能なのです。

 

 DJI Osmo PocketとGoPro

小さなビデオカメラとしてDJI Osmo Pocketという製品もあります。この製品はどちらかと言うとiPhoneとの相性が良いように思いました。防水、防塵、丈夫さと言う点も考えて私はGoProを購入しました。車のダッシュボードにもマウントを付けたので、今度はドライブの動画を撮ってみたいです。

 

 

楽しいことを見つけたい

お久しぶりです

このブログを長い事放置していました。また、ブログを書きたくなりました。驚くことに104名という登録者がいらっしゃいます。2年近くも更新の無いブログなのに登録を解除しなかったということに、「ありがとう」とまずは言いたいです。2年前に書いていた記事は80万円返済までというカテゴリーにしました。あのころは、倒産被害というショックと返済をしたいという気持ちでした。そのためにあれこれしていたのですが、その一つにブログを書くと言う事がありました。ブログは気持ちを整理していくことにとても役にたちました。そして、ブログ収入もあるのなら返済の足しになるのではと思っていました。それは月に1,000円でもというくらいの気持ちでした。ブログで稼ごうというほどの気持ちではなかったので、見事失敗でした。アフィリエイトに挑戦しましたが、本来物を売るような記事ではなかったので、商品やサービスなどとは全くマッチしませんでした。一番の敗因は勉強が足りなかったと言う事だと思います。私は単純にブログが好きというだけでした。このブログを始める前にはヤフーブロブで1,000記事ほど書いていました。ヤフーブログのサービスは終了しています。

現在の暮らし

2年前とは世の中が大きく変わりました。そんな中でシニアの私が見つけた面白いことなど書いてみたいです。コロナで本当に大変な時期にあるわけですが、今までの変化のスピードでは見ることができなかった世界を、生きている間に見ることになるのだと思っています。若い人は最前線にいます。シニアの私にはまったく見えていない世界にいるのでしょう。同じ時間と場所に居ても、世代間で世界が違うということを感じます。でも、シニアでも新しい事を知りたい。これからの世界に置いてきぼりは嫌だなと思っています。最近手にしてその進化に驚いたガジェットのことなども書いていきたいです。最新のガジェットやサービスなどがシニアの暮らしにどんなメリットがあるのかを色々試してみたいのです。

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https://www.youtube.com/watch?v=bU5F7IZOzSg&t=275s

このYouTubeを見て作ってみました。


情報を得る方法

ネットからの情報が今の暮らしでは一番多いです。そして、情報を提供して下さる多くのブロガー、ユーチューバーに感謝しています。このブログを今日書き始めるにあたり、以前の記事を一つのカテゴリーにまとめたいと思いました。そんな時にヒントをくれたブログがありました。それをここで紹介していいのかどうか分かりません。ダメだったら後に削除ということになります。

▼カテゴリーについて、参考ブログ

【ブログカスタマイズ】はてなブログでサイドバーに「カテゴリー」を追加する方法 - redoブログ

 

ブログ&ユーチューブ

今回YouTubeとブログから一つずつリンクを貼りました。私はクックパッドというサイト(アプリ)をよく利用しています。その中に、つくれぽという投稿の機能があります。バリバリに情報発信する人と、「作ってみて美味しかったです。ありがとう。」という応援する人がいるような感じです。まさに私は後者のタイプだと思うのです。ネットにある色々な情報で、こんな風に楽しくやっています。ということを書き留めたいです。また出来れば誰かの役にも立ちたいです。着物を一人で着られるようになったこと。洋裁ができること。ミニマムに暮らしていることなど。自分には当たり前だけれど、そういったことを知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。的を絞ったバリバリの情報発信はできないかもしれませんが、少しずつそういうことも練習していきたいです。

メルカリ続けています

メルカリその後

夫への返済のために、少しでも売れるものはないかと始めたメルカリでした。ミニマリストなので、自分には手放すものなど何もないのではないかと思っていました。ところが、それは思い込みでした。未だに売る物があります。昨日はメルカリで購入して読み終えた本を、またメルカリで売りました。電子書籍と中古市場で、出版業界は大丈夫なのでしょうか。出版は大丈夫でも、本屋さんは減っているようです。レコードがCDになり、音楽配信になっても音楽は無くならないですが、CDショップは縮小されているようです。寂しい気持ちもありますが、そういう時代に生きているということです。子供の頃には、電話がないお家もありました。テレビも白黒でした。今は一人一台スマホの時代です。そしてそのスマホで簡単に中古市場に出品ができるのです。匿名配送を選べば、宛名すら書くこともなくスマホQRコードをコンビニの機会にかざすだけで処理ができます。私が住んでいるのは田舎です。昨日、コンビニで発送する時に店員さんが、一日に30件くらい発送物があると言っていました。田舎のコンビニの一軒だけで30件というのは、私には驚きでした。車で5分圏内にはゆうゆうメルカリ便の発送ができるコンビニは3軒あります。郵便局もその圏内です。メルカリで売れた品物の配送というのは膨大なのだということを感じました。郵便も宅配も、今私たちが受けているサービスはとても質が高いと思います。こうした小口の配送が増えることで、運送業は成長するのでしょうか。それともサービス低下につながるのでしょうか。と、本一冊を発送して色々考えてしまいました。

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Photo by Matt Liu on Unsplash

 

私にはできそうもない

メルカリの発送をするため、コンビニに行くことが増えました。郵便局に行ってもいいのですが、待たされる時間が違うのです。コンビニではほとんど待たされることがありません。発送の作業だけでなく、様々な仕事をしているのにこれはすごいと思います。コンサートのチケットも買えるし、公共料金やその他の支払いができたり、お弁当を温めたり、品出しをしたり、随分多岐にわたる仕事をしているなと思います。私には相当難しい仕事に思えます。いつもテキパキと笑顔で対応、ありがとうございます。

ゴミ出しについて考えてみた

ゴミの分別の難しさ

今、汚屋敷とか汚部屋という問題がクローズアップされています。その対極にあるのがミニマリズムかもしれません。何故、そんな風になってしまったのか考えてみました。まず、ゴミの分別がとても難しくなったことが、汚屋敷や汚部屋の原因の一つにあると思います。しかも分別の方法は、住んでいる地域によって随分と違うのです。私も実家に帰ると、これはどのゴミ箱?と聞かないと捨てられない事が多いです。小学校では環境リサイクル学習というものが行われているようです。アラカンの私は習った記憶はありません。私の子供もそれを学習したのか、今度聞いてみようと思います。学校で教えるくらい、ゴミを出すことは難しいことになっているのです。これから引越しをして一人暮らしを始める人も多いことでしょう。初めから汚部屋にしようなんて考えている人はいないでしょう。まずは、転入届を出す時にもらえるゴミの出し方という冊子を目に付くところに置くか、ネットでいつでも見られるようにすることが大事だと思います。不動産屋さんによっては、入居の時に手渡されることもあります。一人暮らしを始める若い人も、ゴミなんて今までもちゃんと捨ててきたよという年代の人も、住む自治体が変わったら、このゴミ捨ての冊子だけは(ネットで見る人以外は)捨ててはいけない物です。共同のゴミステーションに、自分の出したゴミが見せしめのように張り紙付きで残されているのを見たら、きっとゴミ出しが恐怖になると思います。

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やってはいけないこと、よいこと

あるゴミ屋敷片付け業者の動画をユーチューブで見ていました。すると、同じテイクアウトの容器が部屋いっぱいになっていました。ということは、ある時まではこのゴミの中で食事をしていたということです。それならば、テイクアウトなどしないでその店で食事をすれば良かったのにと思いました。家で食べた方がくつろげるからテイクアウトするのでしょう。でも、ゴミの中ではくつろげるとは思えません。今はコンビニでも、買ったものをその場で食べられるようになっている店舗があります。その場で食べたり飲んだりした物の容器は、お店で捨てて帰ることができます。ただし、同じコンビニでも、いったん家に持ち帰って消費したものは、家庭ごみになります。夜買って家で食べて、翌朝捨てるのはルール違反です。

ゴミ箱

ミニマリストの中にはゴミ箱すら持たないという人もいるようです。断捨離のやましたひでこさんもゴミ箱を持っていないという記事を読んだことがあります。私はミニマリストですが、ゴミ箱は持っています。ゼロ・ウェイストと言う、そもそもゴミを出さない生活というものもあります。部屋中をゴミ箱状態にしてしまう人、ゴミ箱すら持たない人、そもそもゴミすら出さない人。まったく違う方向に振り切れていますが、どこか共通点があるような気がします。また、考えたいと思います。

ゴミ捨てアプリ

ゴミ捨てで検索すると、色々なアプリがあります。ゴミの収集日をアラートでお知らせしてくれるものなど、便利だと思います。前日の夜と当日の朝などと指定して、アラートを受け取ることができます。分別とゴミ出しを生活の中にしかっりと組み込むことが、第一歩だと思います。どうしても、ゴミ出しの時間に起きられない、そもそも仕事などでその時間に不在の場合もあるでしょう。その場合は、24時間ゴミ出しのできるマンションなどを選ぶという方法もあります。

返済できました

80万円、返済しました

倒産被害にあって、契約金の80万円を失いました。夫は単身赴任中なので契約は私がしました。契約は家のリフォーム工事でした。自分の落ち度について考えましたが、人を見る目がなかったということぐらいしか思い当たることはありませんでした。でも、夫には申し訳なくて、家計とは別のところからなんとしても80万円を返済したいと思いました。まず、メルカリで持ち物を売ったり、ゴールドジュエリーを売ったりしました。思いもよらない倒産被害でしたが、救いの手も思いもよらないところからやってきました。それは、株主優待を目的に持っていた株のTOBでした。

TOBってなに?

そもそも、TOBという言葉すら知りませんでした。株を日常的に売買していたわけではありません。以前、ドクターシーラボという化粧品を愛用していました。ドクターシーラボの製品を製造販売しているシーズホールディングスという会社の株を、株主優待を目的に買いました。それは覚えていないくらい前のことでした。株主優待で送られてくる化粧品を楽しみにしていましたが、肌断捨離をしてからは同じく愛用者の妹にプレゼントしていました。そのシーズホールディングスがジョンソンエンドジョンソンに買収されました。TOB(株式公開買い付け)とは、上場企業の発行する株式を、通常の市場売買でなく、あらかじめ買い取る「期間」、「株数」、「価格」を提示して、市場外で一括して買い付けることを言います。この株は一時は今回の価格を上回る値を付けていましたが、優待目的だったので、売ることは考えていませんでした。今回の価格は直近の値からすると、だいぶ高く付けてくれていました。シーズ・ホールディングスは上場廃止になるわけなので、それまでにTOB価格に近い価格で市場で売ることもひとつの方法でした。でも、初めての経験なので、TOBに応募することにしました。指定の証券会社に口座開設し、移管や申し込み手続きなどが必要でしたが、全てネットと郵送でできることでした。売却益は沢山の税金を引かれましたが、夫に返済しても少し手元に残りました。

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こんなに時間がかかってしまいました

裁判所を出る時に談笑していた社長達の姿を繰り返し思い出してしまいました。夫へは返済できたのですが、やはり敗北感があって書くことをまとめることが難しかったです。ここまで、つたない私のブログを読んで下さった方々にお礼申し上げます。今回の破産被害を乗り越えることができたのは、ブログがあったからです。そしてミニマムに生きることも、考えなおすことになりました。よかったら、またお付き合いください。

  

破産被害の最終報告

終わりました

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今日、裁判所に行って破産状況報告集会に出席しました。財産目録というA4の用紙一枚と実費と書かれた用紙一枚が綴じてあって、それを渡され簡単に説明されて終わりでした。15分もかかりませんでした。前回と同様に、向かって左端から申立代理人と社長、次の机に書記官と裁判官、右の机に破産管財人が着席しました。思った通り債権者の出席は私だけでした。部屋に入る前に廊下の椅子で待っていた時に、社長がやって来ました。顔を伏せて通り過ぎたので、「おはようございます。挨拶すらしないつもりなんですか。」と言いました。すると「すみませんでした。」とは言いましたが、こちらに戻って頭を下げたわけでもなかったです。今回の破産は、計画破産だと私は考えています。ですから、私は詐欺にあったということです。ただし、詐欺を立証することはとても難しいです。仮に有罪になったところでお金が返ってくるわけでもありません。終わってから、駐車場の車の中にいると社長と奥さんと思われる人と、社長が雇った弁護士が出てきました。車の中の私には気付かなかったのか、談笑していました。晴々とした気持ちなんでしょう。債権者は私以外には現れなかったのですが、皆それぞれに生活、人生があります。そういう人たちの気持ちなどどうでもいいのでしょう。弁護士も破産までをうまく終えればそれで仕事は成功です。私のこの体験が誰かの役に立つのかは分かりませんが、分かったことをお伝えします。破産の被害にあったら、泣き寝入りだということです。どこにも救済はありません。破産法54条2項の財団債権按分返済金というものが支払われましたが、被害額の四分の一ほどの金額でした。そして、出席してもどうしようもないと債権者が考えれば、出席者ゼロの集会をもって終了となります。破産した人は痛くも痒くもないことでしょう。今回色々調べていると、自己破産を勧めるような弁護士事務所のネット広告を沢山見ました。そこには、「自己破産をしたからといって全ての財産を失う訳ではありませんし、必ずしも家族へ迷惑がかかるとは限りません。年金・生活保護も受給できる。海外旅行へ行けなくなることもありません。」と書かれていました。と言う事は、今後私の知らないところで、社会的制裁を受けることもないということです。せいぜいクレジットカードが使えなくなるくらいでしょう。

叔父の気持ちを知る

今回、こんな形で契約金の80万円を失って、夫に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私は何年かかっても夫に80万円を返済しようと決めました。金策に走るとしたら、まずは自分の持ち物を売ることだと考えました。そこで、メルカリをしてみたりタンスに眠っていたゴールドジュエリーを売ったりしました。そのゴールドジュエリーの中には、結婚する時に叔父からお祝いに贈られたネックレスがありました。裁判所へ向かって運転している時に、そのお祝いの品の意味に思い当たり思わず涙がこぼれました。これからの人生、山あり谷ありかもしれない。困ったときにはこれを売りなさい。ということだったのでしょう。ネックレスは売ってしまったけれど、叔父の気持ちはずっと忘れません。本当に困った時に、私を助けてくれました。前回の記事で夫への返済額はあと256,239円ということを書きました。今月、思いがけないことでこれを全額返済できることになりました。それについては、また日を改めて書きたいと思います。