種よ芽を出せ

夫に80万円を返済するためにあれこれするブログです。

四通目の手紙

弁済額が決まりました

破産管財人になっている弁護士から、書類が届きました。「財団債権支払いのご通知」と書かれていました。電話で弁護士事務所にも確認しましたが、これが最終の案内になるそうです。そして、振込先を書いて返信する以外には何も手立てはなく、これでお終いです。住宅のリフォーム工事の契約金として80万円を払いましたが、施工日前日に倒産しました。返ってくる金額は、半分にも満たない238,660円でした。ここまでの顛末はこちらから。

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1月に予定されている財産状況報告集会

何もかも清算したけれど、返せるお金は上記の金額のみということなのでしょう。業者は私より何も返ってこないでしょう。せめて、損益を計上するくらいでしょうか。前回の財産状況報告集会には私ともう一人しか債権者が出席しなかったことを書きました。次回は出席者ゼロを想定していると思います。でも、私は出席するつもりです。出席したところで、なんのメリットもありません。債権者ゼロで形式だけ集会を開いてお終いというのはおかしいと思います。負債額一億円。銀行からの借り入れ、業者への不払い、従業員への賃金不払い、契約者への契約不履行がこんなにも簡単にチャラになるのですね。債権者と顔を合わせることもなく、お終いになるわけです。これまでに届いた書類は四通。財産状況報告集会が開かれたのは一回だけでした。かかった期間は約半年でした。会社の倒産と自己破産って、こんなものなんですね。また自己破産を請け負う法律事務所は沢山あります。検索すればいくらでも見ることができます。反対に、倒産による被害者については、ほとんど言及されていないです。「はれのひ」や「てるみくらぶ」くらい被害者が多いと、報道されたり起訴されたりするくらいです。私は事業に失敗したわけでもなく、散財したわけでもないのにコツコツと貯めた金銭を失いました。倒産した会社の社長は返済を免れ、こちらは泣き寝入りということです。こちらに落ち度があるとすれば、見る目がなかったということなんでしょうか。しかし、決算公告すらしていない株式会社がほとんどなのですから、どこで判断したらいいのでしょうか。そうなると、経営状況が分かる上場している大手にという心理が働きます。

夫への返済

800,000円-238,660円(弁済額)-270,101円(ゴールドジュエリー売却)-35,000円(メルカリ)=256,239円

私は完済まで頑張ります。

夫へ返済しようと思ったことはこちらから→初めまして - 種よ芽を出せ

今日はリンクを沢山貼った記事で、見にくかったでしょうか。途中からこのブログを読んで下さっている方には、倒産被害ってなんだろうという感じだと思います。日頃はミニマリズムについて書いている記事が多いかと思います。100記事を超えたところで、弁済額が決定しました。書くことで踏み出せたことなどもあり、ブログを始めてよかったと思っています。また、読者登録して下さった方や、読んで下さっている方に感謝しています。