炊飯器のない生活 ご飯を炊くのは簡単
一度だけ使った炊飯器
もう20年以上前のことですが、起きた時にはご飯が炊けていなければならない状況の時がありました。始発のバスより早い時間に夫を駅まで車で送っていました。夫も、朝が早すぎるので朝食を食べられない。朝食をお弁当にしてくれと言われました。朝食の準備とお弁当作りを平行しながらご飯を炊くことはできます。でも、この時ばかりは初めて炊飯器を購入しました。鍋でご飯を炊くのはとても簡単で、美味しく、しかも早いです。それをお勧めしても、今の人たちは20年前の私のように追い立てられるような毎日なのかもしれません。タイマーがないことだけが、炊飯器にかなわない点だと思います。そんな生活も10か月で終わり、また転勤になりました。炊飯器を使ったのはその時だけでした。
ご飯を炊くのは簡単
「始めちょろちょろ、中パッパッ・・・」これ、違います。薪で炊いていた時代のことでしょうか。ガスでもIHでも、始めは蓋を取って、強火です。水が無くなってきて、カニの泡ぶくぶくになった時に蓋をして弱火にします。子供にも手伝わせながら炊き方を教えていたので、我が家ではカニの泡ぶくぶくと言っていました。表面に水が無くなり、盛大に泡が立っていたのが落ち着いて静かに泡がまだある状態のことです。そして、蓋をしめた後の時間ですが、調理器具や炊くお米の量によって変わってきます。1合から2合なら5分程度。3合で7分程度ですが、これはひとつの目安にお考え下さい。火を止めたら、少し蒸らして出来上がりです。
一人暮らしの私の場合
蓋のあるものなら、なんでもご飯は炊けます。まあ、ヤカンだけは私も試したことはありませんが、穴をアルミホイルで塞げば炊けるような気がします。でも、片付けが大変そうなので試すことはないです。実際に毎日炊飯に使っているのは、ミルクパンです。1合弱を炊いています。鍋の大きさと米の量は大事なポイントです。よく少ないお米を炊くのは美味しくないと言いますが、鍋の大きさに合っていれば美味しく炊けます。一番少量炊くのはミルクパンで、その次に2合くらい炊く片手鍋、3合炊く寸胴と使い分けています。もちろん、それを専用にしているわけではなく、鍋は何にでも使いまわしています。
まとめ
- 水かげんは米の二割増し
- 米と水の量で鍋を選ぶ(大は小を兼ねない)
- 蓋を取って強火、カニの泡ぶくぶくになったら蓋をして弱火
- 弱火からの時間は米の量によるが、5分から7分
- 火を止めたら少し蒸らす
強火についてですが、IHの火力は使用する鍋にもよるのか強すぎることがあります。必ず最強でなくてもいいです。加減して下さい。ガスも都市ガスとプロパンで火力が違いますが、鍋から炎がはみ出るほどの強火でなければ大丈夫です。