種よ芽を出せ

夫に80万円を返済するためにあれこれするブログです。

おとな世代の自分探しは今すぐやめよう

こんな言い方あり?

先日シニアについて書きましたが、今度はこんな言葉に出会いました。「おとな世代」です。車を運転する時はラジオを聞いていますが、「悩みの多い私たち大人世代には・・・」と何かの商品を紹介していました。ラジオショッピングというものです。そう言えば、私が契約している自動車保険も大人の自動車保険という名前でした。「美魔女」はそうとう気持ち悪い言葉なので引っ掛かりますが、この「おとな世代」にはすり寄ってきたことに気が付かなかったです。今、一番消費する世代にあの手この手ですね。そういう言葉として私が最大に引っ掛かっているのは、「自分探し」です。もう最近は言わなくなっていますか。

探さなくたってここにいる

自分探しという言葉を聞くたびにそう思っていました。「今のままのあなたではだめ。」と不安を煽って、得しているのは誰かであって自分ではないです。今よりもっと良くなろうという向上心は否定しません。それと今の自分を認めないのとは別です。探そうというからには、今の自分は本来の自分ではないということになります。

f:id:avocat1:20181012122756j:plain

不思議な時間の旅

時間のことを思う時、いつも思い出すのは小学校4年生のある授業です。1970年、大阪万博のあった年でした。先生は「あと30年で2000年になります。その時君たちはお父さんやお母さんと同じくらいの年齢になります。」その時、クラスからは「エーッ!」という大きな声が上がりました。30年後にお父さんやお母さんの年齢になるということが、あまりに遠い未来で、到底来るようには思えなかったんでしょう。子供の頃には今しかありませんでした。それが、とうに2000年は過ぎ、あの授業から50年近くが経とうとしています。それを思う時、いつも不思議な気持ちになります。

時間も自分も今にフォーカス

「いつか〇〇したら・・・」という言葉をよく聞きます。今できない言い訳のように感じることがあります。もしかしたら、そこまでやりたいことではないのかもしれません。本当にやりたいことだったら、たとえ今は少ししかできなくてもコツコツやっているはずです。いつかではなくて、今やりたいことをたとえ僅かでもするのはどうですか。その、やりたいことが見つからないなんて言っていたら、自分探しのループにはまったままです。