二通目の手紙

破産手続開始通知書

一か月もしないうちに、地方裁判所の支部から書類が送られてきました。やっぱり、紙切れ一枚でした。書かれていたのは、破産手続きが開始するということ。破産管財人が決まったことなど何項目かを知らせてきました。

ご不明な点は、お問い合わせ下さい

これでは、今後どうなるのか全く分かりません。そこで裁判所に電話を入れました。財産状況が分かるまでは、待つ以外何もすることはないと言われました。

ネットで検索

今は何かあるとほとんどの人がネットで検索をすると思うんです。私も分からないことがあると「グーグル先生に聞いてみよう。」と言うのが決まり文句です。倒産被害という言葉で検索してみました。でも、これといったものがヒットしません。契約していた会社が倒産したら、どうなるの？色々なQ＆A、直近であった大きな倒産の被害者の声などを探しますが、なかなか回答に出会えません。でも、今ならもうはっきりと分かっています。

泣き寝入り

泣き寝入りって、本当にあるんだ。それが一番に思ったことです。そして、法律はそれを良く知る人の味方なんだなということ。後に、管財人になった弁護士と話をした時に「これって、まるで詐欺じゃないですか？私は詐欺にあったような気持ちです。」と言ったら「告訴したければ、して下さい。」と言われました。